本校における宗教教育について
本校は、「仏教、特に浄土真宗のみ教え」に基づいた教育を建学の精神として「自律・和平・感恩」の校訓を掲げて宗教的情操教育を行っています。
具体的には、週1回の仏教の授業や礼拝行事を通して、一人ひとりが自分と向き合い、自分の生き方を見つめ心豊かな人間性を育むことを目的としています。 仏教の授業では、中学生は3年間を通して「釈尊の生涯とみ教え」について学びます。釈尊のみ教えを通して、私たち人間の普遍的な問題をどのように考えていくか、身近な事柄から社会的問題などについても取り上げながら、自分のこととして考えて学んでいきます。
そして、高校では、1年次は、中高生は宗教全般について広い視野で学びます。高校から入学した1年生は、釈尊の生涯について学びます。
続いて2年次では、釈尊滅後、日本へと伝わった大乗仏教の教えについて学び、その教えがインドから中国・日本へと伝わっていく歴史について学びます。 最後に高校3年次では、親鸞聖人の生涯の歩みの中でのエピソードに触れつつみ教えについて学びます。高校では、進路のコースによっては仏教の授業は2年間となってしまいますが、釈尊や親鸞聖人のみ教えを通して自分の考え方や生き方を見つめる時間としています。
また、授業以外にも週1回の礼拝でのご法話、毎月宗教科が作成している“今月のことば”を通して自分自身と向き合う時間を大切にしています。
本校では、学生生活の忙しい日々の中で、少しの時間でも心を落ち着け、厳かな雰囲気の中、静かに自分と向き合う時間として礼拝の時間を大切にしています。“今月のことば”は、本校HPにも掲載されていますのでご覧ください。
最後に、本校では入学に際して”聖典・念珠“を生徒の皆さんへお渡ししています。