令和7年度 学校保護者会・研修委員会主催ナイト講演会開催

残暑厳しい中にも少しずつ秋の気配を感じるようになった9月19日(金)、18時00分より講堂において、令和7年度学校保護者会・研修委員会主催のナイト講演会が開催されました。 今回は、3年ぶり6回目の登壇となる栗山教頭先生を講師にお迎えし、「仏教の時間~またお会いしましたね~」を表題に、ご講演いただきました。

令和7年度 学校保護者会・研修委員会主催ナイト講演会

前半は、便利で快適な日常生活を享受している一方で抱える、現代社会の課題についてのお話でした。
特に、子供に対し「忙しいから」と相手にしなかったり、「早くしなさい」と急かしていないか。
「忙」は「心を亡くす」、「慌ただしい」という漢字は「心が荒れる」と書く。象には象の、ハムスターにはハムスターのスピードがあるのに、人間だけが便利や豊かさを求めすぎて、人間としてのスピードを忘れてきているのではないか、というお話に感銘を受け、人として生きていくために「心」を大切にしていかなくてはと、改めて感じさせられました。

令和7年度 学校保護者会・研修委員会主催ナイト講演会

後半は、仏教の教えに触れながら、「いのち」について考えるお話でした。
栗山先生が「老」についての授業で配布していたという『手紙~親愛なる子供たちへ』という作品は、老いていく親から子供へ向けたメッセージで、子供たちに心に留め置いてほしいと思うと同時に、私たち保護者世代に気付きを促すものでした。
今を深く大切に生きること、生かされていることに気付くことで、日々感謝の気持ちをもって過ごしていけるのかもしれません。

令和7年度 学校保護者会・研修委員会主催ナイト講演会

笑いあり涙ありの貴重なお話ばかりで、大変有意義な講演でした。ぜひ期間限定公開のWEB配信をご視聴ください。
きっと、「いのち」の大切さ、「今の幸せ」に気付けると思います。

令和7年度 学校保護者会・研修委員会主催ナイト講演会